バスキュラーアクセス造設術
バスキュラーアクセスとは、透析を施行するために必要な血液の出入り口です。
透析が出来る血流が取れて、穿刺しやすく、止血もしやすいバスキュラーアクセスの作成が必要です。
当院では、内シャント造設術、人工血管移植術、動脈表在化術などのシャント手術を行っています。
自己血管内シャント造設術
最も一般的なバスキュラーアクセスであり、局所麻酔下で、上肢の動脈と静脈を吻合します。
人工血管移植術
自分の静脈が細く、内シャント作成が困難な場合には、人工血管を使用してシャントを作成します。
腋窩神経ブロック下での手術を行い、また早期穿刺可能な人工血管を使用しています。
動脈表在化術
心機能が悪く、シャント作成による心負荷に耐えられない方に選択されます。
手術の創部は大きいですが血管の吻合を伴わないので、比較的安全な手術になります。
長期留置カテーテル挿入術
上記バスキュラーアクセスが増設できない場合に使用します。感染や閉塞のリスクも高く、患者様自身のカテーテルの出口部の管理も必要になり通常選択されませんが、シャントの発達に時間がかかる場合に、同時に挿入することもあります。
その他、シャント閉塞時の外科的血栓除去術、人工血管のトラブル(感染や閉塞に対する、バイパス術や抜去術)にも対応可能です。
バスキュラーアクセス血管拡張術(VAIVT)
バルーンカテーテルを用いたシャント狭窄部拡張術です。処置時間は10-30分で局所麻酔で行います。
基本的には超音波ガイド下にて行っています。人工血管内や中枢病変に対しては、超音波で確認が難しい症例では、造影剤を使用した透視下での治療をしております。
また、痛みの軽減のため血管周囲局所麻酔を行いますし、処置に恐怖感を感じられる方には鎮静下での処置も行っており、患者様の苦痛に最大限対応させて頂いております。
